振り返ればやつ(ら)がいる。

この仕事を始めてからというもの、やはり陶器の類は我が自宅にもどんどん集まりつつあります。
色々な作家さんの、色々なしごと。
ひとつひとつ使いこんで、その愛しさはぐんぐん増していっています。
器、という点では同じ用途にもかかわらず、既製品の器を使っていた時以上の嬉しさがあるのは何とも不思議。それはやっぱり作り手の気持ちがこもっているからなのかな…と思ったり。
手づくりの、ひとつひとつ違う表情、年月によって育ってくる景色。「私だけの器」。

『ものは大切に』

よく聞くフレーズです。
「ものは大切にしなくてはなりませんよ」という、諭されるニュアンスで見知っていた言葉。
そんな道徳教育の賜物で、この仕事に関わる前だって、道具を大切にしてきていたつもりでした。
でも作家ものの作品に出会ってから、「本当に『ものを大切に』するってこういうことなんだ…」とすっと実感した次第です。
それは義務ではないのだ、と。
大切に思うことと言うのは義務なんかではない。それは、ごく自然にあふれる感情なのだ、と。
その余波は既製品にも及ぶようになりましたが、まるで長年の友のような愛しさはやっぱり作家ものの方に強く感じてしまいます。
振り返れば、これまでに購入したそんな器(や、時にオブジェ)たちがそばにいてくれる。とても幸せなことです。
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金直しも、嬉しい作業。

エイプリルフールなのにまじめな投稿しちゃいましたが。
今日中に誰かをだませるかしらん?うーん、むしろだまされそうだなぁ…。

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by g_yoyo | 2017-04-01 11:00 | つれづれ。 | Comments(0)

茨城県笠間にある陶芸ギャラリー曜燿のブログです。


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