『幸せはどこにある?』
2016年 01月 16日
タイトルを見て、「ど、どうした?幸せを求めては彷徨い、打ちひしがれ、途方に暮れてしまったのか?」と思われたあなた、正解です。正解ですが、こちらは現在近代美術館でやっている展示のタイトルでもあるのです。
先日のお休みにようやく観に行けました。
素晴らしい作品たちがテーマに合わせて惜しげもなく展示されており、とても見ごたえがありました。
今回の展示の特筆すべきところはキャプションです。
ほとんどの作品にキャプションがつけられており、まるで傍らで解説を受けているよう。そのおかげで一つの展示に流れと一貫性が生まれ、すっと身体に入ってくる。これは楽しい。
そしてもうひとつ。なんと、たくさんの作品の撮影が可能(フラッシュは禁止)です。あの大観、春草、武山といった五浦の大家の作品まで…こんなことってあるでしょうか。チラシにも何も書いてないから知らなかったよ…こんなすごい機会、もっとアピールしてもいいのでは???
個人的には清宮質文の木版画が好きで、ついうっとりと眺めました。
そして木内克といえば彫刻しか知らなかった勉強不足の私ですが木版画がえらくかっこよくてわくわくしました。
舟越保武の『原の城』は相変わらず恐ろしく、5秒以上直視できませんでした。
こうしてほんの1時間くらいのうちに、うっとりしたり、わくわくしたり、怖さで震えたり…とてもエキサイティングな時間を体感できました。こういうのがアートのありがたい効能。連綿と続く日々(もちろんそれも大事なんですが)のなかで、はっとさせられる瞬間を持つことは自分をほんの少しだけ違う場所に運んでくれる。そうすると見えるものも変わり、視野が広がるような気がするのです。
こちらの展示、明日17日(日)までです。
ぜひお出かけください。
はっ!楽しいとついつい自分のとこのアピールを忘れてしまいますが、曜燿では本日より『小鹿田焼展』開催中です。
笠間にもいらしてくださいね^^
素晴らしい作品たちがテーマに合わせて惜しげもなく展示されており、とても見ごたえがありました。
今回の展示の特筆すべきところはキャプションです。
ほとんどの作品にキャプションがつけられており、まるで傍らで解説を受けているよう。そのおかげで一つの展示に流れと一貫性が生まれ、すっと身体に入ってくる。これは楽しい。
そしてもうひとつ。なんと、たくさんの作品の撮影が可能(フラッシュは禁止)です。あの大観、春草、武山といった五浦の大家の作品まで…こんなことってあるでしょうか。チラシにも何も書いてないから知らなかったよ…こんなすごい機会、もっとアピールしてもいいのでは???
個人的には清宮質文の木版画が好きで、ついうっとりと眺めました。
そして木内克といえば彫刻しか知らなかった勉強不足の私ですが木版画がえらくかっこよくてわくわくしました。
舟越保武の『原の城』は相変わらず恐ろしく、5秒以上直視できませんでした。
こうしてほんの1時間くらいのうちに、うっとりしたり、わくわくしたり、怖さで震えたり…とてもエキサイティングな時間を体感できました。こういうのがアートのありがたい効能。連綿と続く日々(もちろんそれも大事なんですが)のなかで、はっとさせられる瞬間を持つことは自分をほんの少しだけ違う場所に運んでくれる。そうすると見えるものも変わり、視野が広がるような気がするのです。
こちらの展示、明日17日(日)までです。
ぜひお出かけください。
はっ!楽しいとついつい自分のとこのアピールを忘れてしまいますが、曜燿では本日より『小鹿田焼展』開催中です。
by g_yoyo
| 2016-01-16 11:00
| ちょっとお出かけ。