日本陶芸展を観て来ました。

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日陶展も23回目。公募部門と招待部門の作品が一堂にずらり。見ごたえありました。
見ていて感じたのが『アヴァンギャルドと伝統』ということ。
「こんなものを陶で作るか!」といった挑戦的なものと、「陶を追求したからこうなった!」ものと、どちらも観ることができ(比率的には前者のもののほうが多いかもしれないですが)、昔買ったアートの前衛についての本を思い出しました。こちらは陶芸にかかわらずアートについて論じられたものだったのですがこの本がとても興味深くて、考えさせられたものでした。前衛は市民権を得た瞬間から腐っていく。新しさはすぐに古くなってしまう。躍進はすぐに停滞してしまう。安定したものには慢心も生まれる、と。そのバランスやスピードが非常に難しいのが美術・芸術なのだと。
そんなわけで『美術』ってものにはなんだかもっと刹那的なものを感じるので、伝統工芸としての陶芸って私にはあまり美術って感じがしないんです。伝統工芸の美は悠久の美だと思う。どこか禅的なものを感じます。前衛陶芸はとても個人を感じる。それぞれの面白さがありました。こちら、12月6日(日)までです。

2階では『進行形・女子陶芸』の展示も開催されていました。
不謹慎(?)かもしれませんが私は『ときめきメモリアル』を思い出していました。PSか何かのゲームソフトで、主人公の男の子がいろんなタイプの女の子を攻略していくあれです。あれって、お嬢様タイプとかボーイッシュタイプとかちょっと変わった芸術家タイプとかいろいろいるじゃないですか。でもガサツな女は一人もいない時点で全く現実的じゃないファンタジックなラインナップなんですけれど、こちらの会場は様々な女性性を表しながらもとってもリアルでした。優しくって美しいだけじゃない、女性の怖さもなんとなくにじみ出ている。きっぱりとした無慈悲な強さと言い換えてもいいかもしれない。だってそれが無くっちゃ守るものも守れないのだから当然です。そしてそれがあるからこそ本当に美しいのではないでしょうか。ただただガサツなだけのだらしない私には、ちょっと卑屈になりそうなほど眩しく映りました。強く美しい陶芸でした。こちらは来年の2月21日(日)まで。


さて、せっかく工芸の丘に来たらソフトクリーム食べないといけませんね。そうですよね。
11月いっぱいの限定フレーバーは栗ソフトです。今回私はミックスをオーダーしました。溶けてしまうので写真はありません…というか食べるのに夢中で撮り忘れました。
ぱくりといただくと栗と洋酒の素敵な香りがふわわんと鼻に抜けていきました。

「OH…」

なぜか突発的に外国人になってしまうほど至福のひととき。こっくり栗ソフトとさっぱりバニラのハーモニーがちょうどよくて最高でしたよ^^
寒い時期にアイス食べるのってまたイイんですよねぇ。店内でゆっくりいただけるので風は避けることできますし。手荷物があっても大丈夫!美術と食、両方満たせる陶芸美術館・工芸の丘にどうぞお出かけください。

あっ、当店ギャラリー曜燿のあるギャラリーロードはそのすぐ下に延びる道路です!是非お立ち寄りください^^



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by g_yoyo | 2015-11-18 11:00 | 笠間。 | Comments(0)


茨城県笠間にある陶芸ギャラリー曜燿のブログです。


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